支部リポート2023

支部リポート Vol.85

茨城県支部「関東ブラインドテニス茨城オープン」をサポート


全員集合

サポートするスタッフ

パッチワークで作ったポスター

試合風景

ボランティアスタッフ

 6月24日と25日の2日間、茨城県つくば市の洞峰公園体育館にて「第21回関東ブラインドテニス茨城オープン」が開催され、北は北海道、南は佐賀から男女合わせて37名の選手が参加しました。

 ブラインドテニスは「目が見えなくてもテニスがしたい」という願いに応えて日本で考案されたスポーツで、硬式のテニスコートを使用(クラスにより若干狭いものを使用)して、バウンドした時に音が出るように工夫されたスポンジボールをラケットで打ち合います。
 通常、視覚障がい者の球技は「地面でボールを転がす」ものが多いのですが、ブラインドテニスは「空中を飛ぶボールをネットごしに打ち合う」三次元のスポーツ。空中のボールを認識することでさえ難しい視覚障がい者が、その音を聴き分け、ラケットを振って打ち返すには、非常に高度なパフォーマンスが必要となります。それだけにボールを追いかけ捉えた時の感覚と感動は、他のスポーツでは味わえない魅力があると言います。
 同大会では、2日間で延べ79名の私茨城県支部会員と、延べ16名の地元筑波大のテニス部の学生さんが審判としてサポートを行いました。皆、選手の皆さんの諦めずにボールを追いかける姿勢、気持ちに強く感銘を受けたといいます。今後も微力ながらブラインドテニスの発展に協力して行きたいと思っています。

 ブラインドテニス協会は2007年より海外への普及活動を開始し、ゆくゆくはパラリンピックの正式競技となるように、世界各国にブラインドテニスプレ-ヤ-の輪を広げる活動しています。
 皆様、応援をよろしくお願いいたします。

リポート/茨城県支部リポーター Marsha